1996-12-17 第139回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
○折田政府委員 米側が発表いたしましたプレスリリースの中にも、「当該機のパイロットは、標準の投棄基準に従い、周辺に船舶がないこと、そして爆弾の投棄地点から一マイル内に陸地がないことを確認」した上で行われたということで、おっしゃるように、何らかのマニュアルに従って行われたと思います。
○折田政府委員 米側が発表いたしましたプレスリリースの中にも、「当該機のパイロットは、標準の投棄基準に従い、周辺に船舶がないこと、そして爆弾の投棄地点から一マイル内に陸地がないことを確認」した上で行われたということで、おっしゃるように、何らかのマニュアルに従って行われたと思います。
それから、「パイロットは、標準の投棄基準に従いこということでございますが、アメリカによりますと、パイロットは爆弾投棄の際、船舶が付近を航行していないこと及びLマイル以内に陸地がないことを確認の上、爆弾を投棄したというふうに承知しております。そして、投棄する際には、爆弾を不活性化するため、支持するラックごと爆弾を投棄したということでございます。
それともう一つ、「当該機のパイロットは、標準の投棄基準に従いこどういう投棄基準なのか、このマニュアルというのがあるはずですから、これは出しますね。米軍はこのマニュアルを持って、それに従ってやったと言っているのだから。さっきも少しあれだったのだが、その投棄基準、マニュアルというものがあって、標準の投棄基準に従ってやったと言っている。
こういう投棄基準については科学者の見解を聞いてこのエード・メモワールができたのかどうか、政府の独断でこういう覚え書きをつくったのか、いかがですか。
一つは、廃棄物の投棄基準の問題でございます。寄港時にあたりまして一次冷却水を直接海に放出するということは原子力潜水艦の常識になっているのでございます。
○村田説明員 前回の大出委員の御質問に対して、若干御説明の残ったことがあるかと思いますけれども、私がその際に御答弁申し上げましたのは、従来艦船局の原子力推進部がつくっております廃棄物の投棄基準の中で適用されておりますアメリカ側の基準というものは合衆国標準局の便覧の第五十二号に出されておるものを反映しておった、これが、今回ステートメント及びエード・メモワールで明らかになっておりますように、新しくその後合衆国標準局
○村田説明員 御質問は、基準に対する実際の放射性廃棄物投棄の基準のことを申しておられるのかと思いますが、国内における規定に基づいて行なわれます投棄基準と、領海内におきまして排出されるアメリカの原子力潜水艦からの廃棄物投棄の基準というものは、これは同じICRPの勧告を反映しておりますために、同一であると了解しております。
アメリカでは、海軍艦船の投棄基準が指示されておるようでありまして、これが問題になっております。これは省略をいたしますが、もちろん、アメリカの海軍といたしましても、この基準をきめるにつきましては、アメリカの原子力委員会や、国民の安全に責任を持ちます公衆衛生局の十分な検討を経て賛同を得たものであるというふうにされております。